「タイガの森フォーラム」では、昨日から愛知県名古屋市で始まった生物多様性条約第10回締約国会議(CBD-COP10)/生物多様性交流フェアに参加します。
本会議場の周辺で開かれる「生物多様性交流フェア」では、「アムールトラの棲む森「タイガ」ときみのつながり」をテーマに、21世紀も伝統を捨てずに森とともに生きる先住民族・ウデヘの代表者をゲストスピーカーに迎え、生物多様性の魅力と私たちとのつながり、保全に向けて求められるアクションについて考えます。また、現在制作中のオリジナルドキュメンタリー映像作品『タイガからのメッセージ』(仮題)のトレーラーも公開します。
ブースでは、紙芝居「タイガの森でであったら」やクイズで、楽しみながらタイガの森について知っていただく企画を用意しています。
本会議場内でのサイドイベントでは、ビキン川中上流域の世界遺産登録の可能性や課題について、ロシア政府関係者や世界遺産条約関係者、「世界トラサミット」の関係者である世界銀行やGlobal Tiger Initiativesなどと議論したいと考えています。
このCOP10は生物多様性をテーマに日本で開かれる国際会議としては最大規模のものになるので、「タイガの森フォーラム」以外のNGO/NPOの活動にふれることもできます。名古屋近郊にお住まいの方、また遠くの方もぜひ足をお運びください。
【ブース】
2010年10月23日(土)?29(金)
生物多様性交流フェア・フェスティバルゾーン(熱田神宮公園)
※「タイガの森フォーラム」ブースは「生物多様性条約市民ネットワーク」ブース(ブース番号49)の一画にあります。
ブースの位置はこちらから↓
http://cop10.jp/fair/pdf/boothmap_02.pdf
【ステージイベント】
2010年10月28日(木)15:00?16:00
生物多様性交流フェア・ステージ(熱田神宮公園)
場所及び全体プログラムはこちらから↓
http://cop10.jp/fair/stage.html
【フォーラム】
2010年10月28日(木)18:00?20:00
生物多様性交流フェア フォーラム小会場2(名古屋学院大学体育館)
場所及び全体プログラムはこちらから↓
http://cop10.jp/fair/forum.html#menu03
【本会議場内サイドイベント】
The Universal Value of Biodiverse “Ussuri Taiga” Forest of Southern Russian Far East: Tiger Protection and Indigenous Peoples Sustainability /?ビキンのウスリータイガの生物多様性の価値:トラの保護と先住民族の持続可能性
日時:2010年10月25日(月)18:15?19:45
場所:名古屋国際会議場1号館会議室212B
※セキュリティエリアのため会場に入るための登録が必要になります
COP10サイドイベント情報(英語のみ)はこちらから↓(日付で検索できます)
http://www.cbd.int/cop10/side-events/?mtg=cop-10
【CBD-COP10関連する情報】
生物多様性条約第10回締約国会議日本政府公式ウェブサイト
http://www.cop10.go.jp/
生物多様性交流フェアウェブサイト
http://cop10.jp/fair/index.html
生物多様性条約ウェブサイト(英語等)
http://www.cbd.int/
(坂本有希/タイガの森フォーラム事務局/地球・人間環境フォーラム)